「健康な食事・食環境」推進事業とは?


 本事業は,「健康寿命の延伸」を実現のため,外食や中食でも健康に資する食事の選択がしやすい環境を整え,同時に適切な食事を選択するための情報提供の体制整備を行うことを目的としています。医療費が40兆円をこえる現在,健康授業の延伸は,保健医療の分野を超え,経済政策の面からも社会の喫緊の課題であり,現在,日本人の食料消費(最終飲食費)の約8割は加工品と外食です。このことから,外食や中食でも健康に資する食事選択ができる商品を増やし,適切な情報提供を積極的に整える必要があります。
 
 本事業の背景には,平成27年9月に厚生労働省から,日本人の長寿をささえる「健康な食事」の普及に関する健康局長通知が示されたことがあります(厚生労働省:日本人の長寿を支える「健康な食事」の普及について )。この通知では,生活習慣病予防や健康増進の観点から,栄養バランスのとれた食事の普及がさまざまな食事の提供場面で一層の工夫や広がりをもって展開されることを目指し,「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」LinkIconが示されました。そして,地方自治体や関係団体には,それぞれの地域や対象特性に合わせて,この目安等を活用・展開し,「健康な食事」について国民や社会の理解を求める活動を展開してほしいと協力が求められました。
 
 そこで,特定非営利活動法人日本栄養改善学会と日本給食経営管理学会が中心になり,栄養バランスのとれた食事がとりやすい食環境整備の推進を行うことをめざして本事業をスタートさせました。そして,本事業に賛同をいただいた生活習慣病関連学会や「健康経営」推進団体とともに,「健康な食事」コンソーシアムを立ち上げ,「健康な食事」認証制度を行うことになりました。